和歌山県内の事業者が進めてきたDXの取り組みをまとめたパンフレットを作成しました。
REQUEST要望・課題
現在、企業がビジネス環境の変化に対応して新しいビジネスモデルを確立するDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める必要性が高まっています。
弊社所在地の和歌山県では「DX・デジタル化」を重点施策のひとつとして位置付け、「わかやまデジタル革命推進プロジェクト」として県内企業のDX実現に向けて支援を行なっています。
その一環で、県内事業者がDXによる新たなビジネス創出を支援するため、先進的にDX推進している企業の多様な事例を紹介した事例集を制作したいとのことでした。
ご要望は、
- 企業概要、背景・課題、取組内容、工夫したポイント、成果、今後の取組等を各社の取材に取材し一つの冊子にしたい。
- 初心者に対して教科書のように専門用語をわかりやすくしたい。
- A4冊子カラーと電子媒体での閲覧も想定した構成したい。
これらのことを踏まえ、県内事業者のインタビュー取材、写真撮影、誌面のデザイン、ディレクション業務の全てを行いました。
SOLUTION解決策
「中小企業のDX推進事例」ページでは、さまざまな業種の県内事業者19社が進めてきたDXの取り組みをケース別に紹介。事業者がそれぞれ抱える課題の背景やDXの導入経緯、課題解決に向けたDXの取り組みとその効果、今後の課題などに焦点を当て、インタビュー取材や写真撮影、執筆、担当者様とのやりとりを重ねて制作しています。
弊社からの提案として制作した企画ページ「初めてのDX講座」は、主にDX業務を任された新人担当者の方々に向けてDX導入のフローを段階的に紹介。専門用語やDXツールについても実際の業務へ取り入れやすいように解説しています。初心者の方にも理解しやすいように、キャラクター同士の会話を交えた誌面構成にしました。
また、読者の立場から感想を記載するとともに、押さえておくべき重要ポイントも記載しています。読者と同じ目線で学ぶことができるように、主人公キャラクターや案内役のロボットなどを用いた親しみやすい誌面づくりを意識しました。
全体的なエディトリアルデザインでは、デジタル化の推進というテーマからイメージしやすい青色をメインカラーに、優しいトーンの水色や緑色を配色して、堅苦しい印象や初めて見た時の抵抗感を軽減するよう意識しました。
インタビュー記事やDX概要の解説など文字情報量の多い誌面になるため、読みやすいレイアウトを心がけ、実際の現場写真やアイソメトリックイラストを多用しています。
その他、プロモーションツールとしてA4チラシも併せて制作しています。
古い慣習やレガシーシステムからの脱却、DXによる生産性向上やデジタルを活用した新たなビジネス創出を進めようと計画している事業者にとって、非常に参考になる冊子だと思います。
もしご興味のある事例があれば、ぜひ一読してみてください。
下記からスマートフォンではEPUBリーダー、PCからはPDFファイルで閲覧いただけます。
余談ですが、本誌には弊社代表取締役・久保田善文のインタビューが掲載されています。弊社におけるITツールの活用等についてお話しさせていただきました。
株式会社BEEでは企業様のDXサポートに力を入れています。
DX・デジタル化をご検討されているお客様は、ぜひ弊社にお問い合わせください。