エントランスをIoT化しました
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新オフィスに移転してからもうすぐ1年。このたび、弊社オフィスのエントランスのIoT化を図りました。
IoT(アイオーティー)って?
Internet of Thingsの略で、「モノのインターネット」と訳されます。
もともとインターネットに繋がっていない家電や自動車などの「モノ」が、インターネット上のクラウドサービスに接続することで、データのやりとりを行う仕組みを指します。
例えば、外出先から帰る前に自宅のエアコンを遠隔操作でオンにしたり、自動車のトラブルが発生したときに故障の情報がサポートセンターに送信されて通話などでやり取りができる「コネクテッドカー(Connected Car)」などが挙げられます。
今回はIoT対応のドアホン(呼び鈴)と、オフィス内のチャイムやスマートディスプレイとの連携ができる仕組みを導入しました。
仕組み
警備システムの仕様上、エントランスのドアを閉めると常時施錠されます。
常駐の受付がいないため、来客や宅配などに応対できず、営業時はドアを開放して対応する必要がありました。
この課題解決のため、IoT対応のドアホンを使った仕組みを、以下のような構成で導入しました。
今回導入した機器紹介
Ring Battery Doorbell Plus
Amazonから発売されている、IoT対応ドアホンです。
バッテリー1個が付属していますが、設置場所の関係でバッテリーを使った運用のため、予備バッテリーとして Ring Quick Release Battery Pack を導入しています。
単なるカメラ付きドアホンではなく、Alexaデバイスとの連携や動体検知、カメラの録画機能も設定できます。
- Ring Battery Doorbell Plus (IoTドアホン)
- Ring Quick Release Battery Pack (予備バッテリー)
Ring Chime Pro
ドアホン本体からも音は鳴りますが、執務スペースでも聞こえるようオプションとして導入しています。
Ring Battery Doorbell Plus に連動できるチャイムです。
Amazon Echo Show 8
Ring Battery Doorbell Plusと連携して、IoTドアホンからの通知を受信して、カメラから送信される映像を見ながら通話することもできます。
Amazon謹製の、Alexa対応スマートディスプレイです。
終わりに
Wi-Fiネットワークを経由して、ご家庭や職場などにお手軽に導入できる、エントランスまわりのIoT化のご紹介でした。
設置場所や運用の工夫次第で、情報セキュリティの取り組みの一環にもつながるのではないかと思います。
弊社にご来訪の際は、IoTドアホンのボタンを押してお呼び出しください。