2023.04.27

インスタグラムを活用したSNSマーケティングについて

MEDIA

SNSマーケティングとは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用するマーケティング手法です。
ここでは、インスタグラムの場合について、ご紹介いたします。

インスタグラムの利用者や特徴

インスタグラムは、写真や動画で視覚的に商品・サービスの情報を発信し、コミュニケーションを促すSNSです。投稿と交流で顧客とファンを増やし、売り上げのアップにつなげることができます。

日本では、10代、20代では7割~8割、30代、40代では5割~6割が利用しています。

【令和3年度】主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率(全年代・年代別)
総務省情報通信政策研究所「令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」より引用

対象のユーザーは全国(世界中)。
また、「マップ検索」画面において、事業者アカウントや関連した投稿が表示されるので、事業者のご近所のユーザーにも訴求しやすいSNSです。

インスタグラムのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」で、ビジネスにおけるインスタグラムの提供価値は「好きと欲しいをつくる」と、公言されています。
このミッションに見合った行動を取るアカウントは、インスタグラム側からの評価が上がります。評価があがると、ハッシュタグ、発見タブ、フィードなどで、興味・関心があると推測されるユーザーに対し、アカウントの投稿が紹介される機会が増えます。フォロワーが増えたり、認知を拡大したりすることができます。

では、ミッションに見合ったアカウント運用とはどういったものでしょうか。

ひとつは「ユーザーの役に立つ投稿をする」ことです。自らの投稿に対して、ユーザーからのいいね数、保存数が指標になります。
もうひとつは「フォロワーとの親密度の高さ」です。もらったメッセージやコメントへの返信やいいね、メンション付き投稿をストーリーでシェアする、ストーリーの投稿で積極的に交流するなどで親密度が高まります。親密度が高まればフォロワーのホームへの出現率が高くなり、投稿を見てもらえる確率がアップします。投稿への「いいね」や「保存」、コメントなどで交流が増えるなどの更なる好循環が見込めます。

ビジネスアカウントの開設

次にアカウントの開設です。
企業・事業者はビジネスアカウントでインスタグラムを運用します。

インスタグラムアプリをインストールし、アカウントを登録してから、アカウント設定でビジネスアカウントに切り替えます。
開設の際、セキュリティ上の理由から、携帯電話番号が必要となります。事前にご準備ください。

ユーザーネーム=ビジネスアカウント名

同じアカウントは存在せず、唯一のものになります。後で変更できますが、ビジネスにおいて変更はマイナス面が大きいので、変更する必要がないように店名・事業所名を想起できるユーザーネームを登録してください。短めがおすすめです。

プロフィール写真

企業・事業者のビジネスであることがわかるロゴや写真を入れてください。こちらも後で変更する必要がないほうが良いです。

ビジネスの説明

ビジネスの簡単な紹介文を書きます。

ビジネスカテゴリ

ビジネスの業種を選びます。

連絡先情報

電話番号、メールアドレス、住所、ウェブサイトなど。ウェブサイトは一つまで。電話やメールなど、プロフィール画面からつながるように設定できます。

投稿の種類とポイント

準備ができたら、投稿をおこないます。

投稿(フィード)

ブランドがイメージできるコンテンツを投稿します。 ビジュアルがメインなので、できるだけ投稿する写真や動画は統一性があったほうが好まれます。キャプションは簡潔に。初めに目に入るのは1行目と2行目の50文字程度です 位置情報をタグづけし、見つけてもらいやすくします。

ストーリー

短めの動画や画像がフルスクリーンでスライドショー形式で投稿できます。加工・編集機能が豊富。1ストーリー最大60秒まで。それ以上は自動分割されます。投稿後24時間が過ぎると自動で削除されます。「ハイライト」に追加すると、ストーリーを残せて、自分のプロフィール上で表示することができます。

リール

リール(Reels)は、最大90秒の短尺動画を共有できる機能です。「リール専用タブ」や「発見タブ(虫メガネアイコン)」内で表示されるので、より多くのユーザーに投稿を見てもらえる可能性があります。音源やARカメラエフェクト、その他の新しいクリエイティブツールを使って動画を撮影・編集できます。 商品・サービスについて、画像以外の情報を直感的に伝えることができます。

リール機能のスクリーンショット
リール機能のスクリーンショット

「Meta Instagram、短尺動画を作成・発見できる新機能「リール」を発表」より引用

定期的な投稿と交流が肝

初めに述べたように、インスタグラムのミッションに見合った運用が大切です。交流と定期的な投稿は必須です。
基本は、目標を設定し、ターゲット層に響く投稿を定期的におこないます。
3つずつ並ぶので、まずは9件の投稿をおすすめします。Facebookと連携し、meta business suiteを利用すれば予約投稿ができます。

投稿はユーザーにとって有益な情報を。つい陥りがちな、企業・事業者からの自己満足な情報発信には気をつけてください。また、コメントへの返信やいいね、メンション付き投稿をストーリーズでシェアするなど交流を活発におこないます。
ストーリーズの投稿は質問やアンケート機能を活用し、会話・交流のきっかけをこちらから作ります。

なにより、まずは社員や知り合いにフォローしてもらいましょう。これまでの宣伝資材(チラシやショップカード)などにインスタグラムのQRコードを記載することもお忘れなく。また、顧客にタグ付けの投稿を促すキャンペーンなど、顧客の周りへの認知を広げられるので、おすすめです。

プロフェッショナルボードで反応を解析

アカウントのインサイトから投稿へのリーチ、アクションなどの反応や世代などのデータを得られます。解析しながら、投稿や交流を工夫していきます。

プロフェッショナルダッシュボードのスクリーンショット
リーチ画面のスクリーンショット

アカウント運用をしながら広告を活用して、顧客とファンを増やす

Instagram広告には、以下の特徴があります。

  • ターゲティングの精度が良いので、ターゲットに届きやすい
  • 安価から開始できる
  • フィードやストーリーなど、広告を出したい箇所の選択が可能
  • CTAの種類が選べる

人気のある投稿をそのまま広告に出稿することもできます。また、投稿キャンペーンと組み合わせて、フォロワーを増やしたり、メンション付きの投稿を増やしたりできます。

その他

一定の条件でInstagramのショッピング機能が使用できるようになります。投稿から直接購入の機会を増やせます。

さいごに

いかがでしたか? 簡単にですが、インスタグラムのSNSマーケティングについてのご紹介でした。

運用と広告につきまして、弊社で代行もおこなっております。
「始めたいけど、どうしたらよいかわからない」、「運用がうまくいかない」、「広告を出しておいてほしい」など、お困りごとはお気軽にご相談ください。

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